セレクトショップの雄、トゥモローランド。独自の仕入れチャネルを持ち、各ブランドとのコラボアイテムやプライベートブランドにも高い定評のある老舗セレクトショップです。カジュアルからクラシックなものまで、テイストの異なるアイテムが広い店内に散りばめられており、どの店舗に行ってもワクワクする空間が広がっています。
そんなトゥモローランドですが、紳士靴の品揃えもなかなかのものです。今回は京都店に行ってきましたので、紳士靴の様子をレポートしてみたいと思います。
トゥモローランド京都店の場所
アクセスはこちら。四条駅から歩いてすぐです。2フロアでかなり広い面積のビルです。
紳士靴の品揃え
品揃えとしては、プライベートブランドのTOMMOROWLANDに次いでJ.M.Westonがこれでもかというくらいたくさんありました。他には、SandersやCrocket & Jonesも10足程度はあったかな。セレクトショップでウエストンを見ることはあまりないので、そういった点ではトゥモローランドの仕入れのチャネルの厚さはすごいと言えるでしょう。そしてもう一つ、注目なのはHidetaka Fukayaというブランドがあることです。Hidetaka Fukayaとは
深谷秀隆氏のブランドですが、il michio (イルミーチョ)というブランド名のほうが有名かもしれません。2005年にイタリアはフィレンツェに工房を構え、ビスポークシューズやバッグなどの制作をスタートしています。基本的にはイタリアもしくは各地のトランクショーでビスポークの注文を受け付けていますが、トゥモローランドでは、Hidetaka Fukaya per Tommorowlandというブランド名にて、半既製靴の販売をしています。Hidetaka Fukaya per Tommorowland
トゥモローランドにて展開されているHidetaka Fukayaのレディメイドラインです。レディメイドとは言え、ボトムメイキングはフィドルバックでハンドメイドの工程も多く取り入れられている靴です。そして何より、ill michioのシャープなラストやエレガントさをうまく取り入れているところも魅力的です。さて、お店にもあった何店かの靴を紹介したいと思います。
まずはこちら、シグニチャーモデルともいうべき一足。フルブローグのオックスフォードですが、アシンメトリーに吊り込みがされているかなり独特な靴。これだけアシンメトリーだと、一定の力がかかるマシンでの吊り込みではうまく行かなく、おそらくハンドで吊り込みをしているんじゃないかと思います。
こちらは、スエード素材のシングルモンクシューズです。絞り込まれたラストが靴を全体的にシャープに見せており、スエードの持つ温かみとの絶妙なバランスが取れています。
ちなみにお値段はだいたい108,000円でした。
トゥモローランドでは、定期的にil micioのトランクショーも行っているようですので、合わせてサンプルシューズなどを見てみるのも面白いと思います。
TOMMOROWLAND京都店
【住所】京都府京都市下京区長刀鉾町 烏丸東入ル長刀鉾町22 四条通
【営業時間】11:00~20:00
【定休日】不定休
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