靴を巡る旅

銀座で本格イギリスメイドの靴を買うーロイドフットウェア銀座店

靴を偏愛する人からすると、ロイドフットウェアというブランドは一度は聞いたことがあると思います。日本発でノーザンプトンで制作している紳士靴です。靴はグッドイヤーウェルテッド製法で堅牢に作られており、ロングノーズやチゼルトゥなど流行りのデザインは取り入れずに、芸術的なラウンドトゥのストレートチップやフルブローグなど硬派な靴を展開しているブランドです。
実はこの店、靴を履くお客を選ぶとかなんとか。。怖いながらも表敬訪問してきました。

ロイドフットウェアの店構え

ロイドフットウェア銀座店は、トレーディングポストのほぼ隣くらいにあるので、両店をあわせて訪問すると効率が良いでしょう。

こじんまりとした店構えながら、内部から漂う雰囲気は老舗そのもの。どこかイギリスのジャーミンストリートにある靴店を彷彿とさせるようなエスプリを漂わせています。

ディスプレイも無駄なものがなく、靴が騒然と並べられており小気味良い感じです。プライスも表示されているので、一見さんにも親切な心配り。

ロイドフットウェアの品揃え

ストレートチップ、セミブローグ、フルブローグのオックスフォードがパターンの基本として店内には鎮座しています。その他には、ダイナイトソールを用いた低価格品(30,000円くらい)、レザーソールを用いた中価格品(4,5万円くらい)、マスターロイドと呼ばれる最上級品(7万円くらい)と品揃えは明確で非常にわかりやすいです。行ったときはたまたまセールをしており、ダービーシューズや一部のブーツ、スエード素材の靴などが2万円くらいで販売していました。

安いとはいえ、ノーザンプトンの工場で制作しているので素材の品質や作りは上質なものです。スケールメリットの効くノーザンプトンに製造を委託しているからこそ実現できるコストパフォーマンスですね。

購入には至りませんでしたが、2足目の黒のストレートチップに欲しいと思っています。