靴を巡る旅 靴紹介

銀座セールで靴を買う2018夏ーWorld FootWear Gallery Ginza

2018年のサマーセールが始まりました。銀座でも最近はセールをする店も増えてきて掘り出し物が見つかるかも？ということで、ワールドフットウェアギャラリーの銀座店で靴をあさってきました。

ワールドフットウェアギャラリーの場所

当店はユニークな品揃えのセレクトショップです。一般的には取り扱いの多いクロケット&ジョーンズなどはおかずに、国産の靴を品揃えの中心としています。ペルフェット、オリエントなどが品揃えの多くを占めていますが、LoakeやLobb'sなど低価格イギリスメイドの靴も充実しています。同じ銀座では、Ginza Sixにも同店が入居していますが、そちらはより高価格の靴を取扱い、ブランドの重複も少ない模様。今回は路面店に行ってきました。有楽町駅から徒歩すぐのところです。

品揃え

ワールドフットウェアギャラリー銀座店で品揃えの多くを占めているのは、ペルフェット、風雅心が多く、その次にLoake、Lobb'sといったブランドでした。特にペルフェットは低価格～中価格帯のものまで幅広くそろっていて充実しています。こうしてみるとペルフェットの靴もだんだん高くなってきましたね。。

ペルフェットの靴

ペルフェットの靴

さて、その中でも私は風雅心というブランドに興味を持ちました。

風雅心（FUGASHIN）

風雅心は、ペルフェットを展開するビナセーコーが手がけるブランド。製造をベトナムで行うことで高品質ながらも低価格を実現している靴です。製法はボロネーゼとグッドイヤーウェルテッドで価格はホームページによるとだいたい3万円位からのようです。

ワールドフットウェアギャラリーでもたくさんの風雅心ブランドの靴がありましたが、セールになり更に安くなっていましたので、試しに一足購入しました。それがこちら。

マーブル柄レザーのシンプルなダービーシューズです。靴底の「風」の意匠が特徴的ですね。しっかりとしたグッドイヤーウェルテッドの靴で、価格はなんと16,000円でした。安すぎる…。定価は28,000円でしたので、約40%OFFでした。レザーの質としては、確かに5万円台の靴と比べると若干劣り、ところどころ血管部分が目立ったりしておりましたが、この値段で考えると破格と言えるでしょう。作りの欠点的には、ライニングレザーがしょぼい、先芯部分に若干の段差が見えてしまっている、靴底の縫い目が若干ゆるい、など細かい点がいろいろ見えては来ましたが、こちらも値段に考えたら全く問題ないでしょう。

きっちり磨き込んで履けば、16,000円には見えません。

履いた感じでは、日本人の足の形に合うように甲高なラストを採用しているようでしたので、足の形に合う人も多い印象でした。ヘビロテにいれてガンガン履く靴を探している方は、風雅心、コスパもよくて良いかもしれません。

夏のセールもこれからが本番なのでもう少しあさっていきたいと思います。