ラスト第15号の見どころ


ラスト15号です。
見どころは巻頭特集のCrockett & Jonesのファクトリーレポかと思います。クロケットアンドジョーンズはファミリー企業ながら時代から求められることを柔軟に取り入れ、生産量を拡大してきました。MTO(Made to Order、いわゆる別注品)の生産を50%以上にまで拡大することで、各リテールショップのニーズに答えで、自社の技術力も高めていったと言われています。そんなC&J、工場内部の写真がいくつものっており、ハンドクリッキングの様子や自前で生産しているプレスナイフなど一つの工程を複数の角度から見ているのが面白いです。
通常は外注することの多い縫製も自社で全部行っており、C&Jの品質を長きに渡り確保してきた様子が伺えます。

表紙の靴はイギリスの若きビスポークメーカーであるNicholas Templeman(ニコラス テンプルマン)のビスポークシューズです。他にはオーベルシーで働く日本人職人などの特集もあり、相変わらず見ごたえのある内容でした。各メゾンの最新靴のカタログもあり、近々紳士靴を購入予定の方にも必見の内容となっています。

詳細はこちらからどうぞ。
LAST(15)2018年12月号[雑誌]:クロノス日本版 増刊

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