【再構築】解体したコムデギャルソンのブーツをハンドソーンウェルテッド製法で蘇らせる!究極のDIY

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前報でお送りしたコムデギャルソンオムプリュスのブーツの解体。解体するとクオリティや価格の設計、デザインした人の意図などがよく見えてきます。特に、求めるデザイン性、機能性をある程度の生産量とコストに揃えて作ることができるかが、各メゾンに求められることですが、品質と価格を両立するために、一定程度素材に妥協が出てくることもよくわかります。
しかしさすがはコムデギャルソン。このブーツを見てもアッパーはしっかりあつらえられておりプライドを感じます。願わくばこのアッパーで自分の足に合った靴ができれば、という思いから、いったん解体したコムデギャルソンの靴を、再構築しました。

再構築のプロセス

分解したパーツの中で、アッパーのみを再利用し、他は処分しています。
さて、このソールも芯もないアッパーを、自分の足に合うブーツに再構築します。用意する道具は基本セットに加え、まずは木型とインソール。どちらもマモルで購入しています。木型は自分の足に合うように削っています。
底面に合うようにインソールをトリミングします。

次にインソールの銀面をガラスで削ぎます。これは、きっちりと汗を吸って靴の中の環境を整えるために重要な工程。
途中写真なく…自転車チューブで木型にインソールを巻き付けて1週間。木型の形をインソールに記憶させます。
そして、ハンドソーンウェルテッド製法に従い、インソールを加工。すくい縫いができるように溝を掘り、ステッチを入れる穴をあけていきます。
こちらは左足。
そしてここからアッパーをつりこんで木型に沿わせて行き、釘でインソールと合わせていきます。
しっかりと釣り込みながら、全方位木型に沿わせるように釘で売っていき、かかと芯・つま先芯も入れてつり込み完了。ところどころ写真が飛んでおります。。
アッパーサイドから見るとこんな感じ。つま先のシェイプをコントロールし、チゼルトゥのような形に今回しました。
上から
そしてすくい縫いです。今回はノルウィージャンっぽくインソールを加工したので、縫いもそれに合わせて。練習のために、黒と白の糸にして技術精度を確認したりしています。
まだまだ技術が足りませんね…。
縫い終わったら、コルクを詰めて乾燥へ。乾燥したらソールの貼り付けです。
ここからかなり写真が飛びますが、ソールを張り付け、出し抜いをし、ヒールを積み上げて完成したのがこちら。
つま先の印象も変わり、少しすっきりしました。26.0cmのサイズなのですが、このブーツは28.0cmのものでしたので、革にもゆとりがありカスタマイズすることができました。
技術はまだまだですが、アッパーの品質がいいのでそれらしくは見えます。
コムデギャルソンの靴解体~再構築はいかがでしたでしょうか。また機会があったらやってみたいと思います。

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