靴を作るーCarréduckerで買う靴作りスターターキット

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前回の投稿から間が空いてしまいましたが、ステイホームの期間中、靴作り道具を取り揃えて靴作りに励んでいました。その内容はまた別にするとして、今回は靴作りに欠かせない工具類の購入の話をしたいと思います。
靴作り道具は日本でも手に入れることができますが、やっぱり本場イギリスの工具を手に入れたい!日本で買うと高い!ということで、イギリスから個人輸入をして手に入れることにしました。イギリスの靴工具で有名なところといえば、George Barnsley & Sonsですが、どうも日本からは購入できない模様…。いろいろ探しあぐねた結果、以前のレイクでも紹介されていたCarréduckerにたどり着きました。

Carréduckerって?

Carréducker(カレダッカー)は、Deborah CarréさんとJames Duckerさんが主宰するイギリスのビスポークシューズメーカーです。いわゆる靴教室も開催しながら、靴工具のオンライン販売もしているやり手のビジネス・シューメーカーと言える存在です。Carréduckerのいいところは、単品の靴工具も販売していますが、スターターキットという形で靴作りで最低限必要なものをパッケージにして販売しているところです。

まずはHPから注文!

というわけで、初の個人輸入にチャレンジしてみました。Carréduckerのホームページはこちら
そして、注文したのは「Starter Shoe Making Tool Kit」というやつです。
このキット、かなり秀逸でこれと木型、いくつかの接着剤、革があればすぐに靴作りができます。キットの内容は以下のようになっています。
1. ナイフ (George Barnsley & Sons)
2.出し針、掬い針用の柄×2本
3.掬い針 (George Barnsley & Sons)
4.出し針 (George Barnsley & Sons)
5.テープメジャー(Springline last)
6.銀ペン
7.ボーン
8.ハンマー
9.エッジアイロン (George Barnsley & Sons)
10.ヒールアイロン (George Barnsley & Sons)
11.ウェルトナイフ (George Barnsley & Sons)
12.ウィール10 (George Barnsley & Sons)
13.ワニ
キットの価格は273ポンド(約38,000円)でした(注:購入したのは4月でしたが、現時点でキットの価格は289ポンド、約40,000円)この価格、実は非常に安いです。日本でGeorge Barnsley & Sonsのウィールを手に入れようとすると、だいたい10,000~15,000円くらいするのですが、こちらで単品で買っても6000円くらいです。しかも、セットで買った方が断然お得です。

注文の方法は?

さて、個人輸入と行っても単純にCarréduckerのサイトからネット注文するだけでお家に届きます。まず、サイトでアカウントを登録します。住所とか電話番号とかです。

アカウント登録後、上記のキットをお買い物ボックスに入れ、オーダーを確定します。アカウント情報で登録しきれていない部分がある場合は、こちらで入力を求められます。また、注文したものの重量によって輸送費がチャージされます。今回は、2kg以下ということでプラスで25.35ポンドチャージされていました。



オーダーが確定すると、以下のような画面になります。

オーダーが確定したら、次は決済です。支払いはクレジットカードかデヴィットカードのどちらかになりますが、今回はクレジットカードを選択。「PAY SECURELY VIA UTP」をクリックすると、決済サイトに移行します。


決済サイトでは、クレジットカード情報を入力し、審査が通れば以下のように完了ページが表示されます。



ここまでくれば注文は完了です。Carréduckerから商品を発送すると追跡番号が送られてくるので、荷物がどこにあるかチェックしましょう。

本当に届くのか不安だったがちゃんと来た

イギリスからの発送はロイヤルメールという企業が担っています。日本の郵便局のような会社で、日本に届いたら郵便局がその荷物を受け持って家まで届けてくれます。大体どのくらいの日数がかかったかというと、だいたい3週間くらいでした。輸送は飛行機のエコノミー航空(SAL便)というやつでやっているようですが、時間が読めません。一般旅客便にスペースがあった場合に一緒に運んでもらうというやつなので、遅いときはもう少し時間がかかるかもしれません。トラッキングしながら気長に待ちましょう。日本に到着するまではロイヤルメールのトラッキングツールを使います。下の画像は日本についたあとの郵便局のトラッキングツールで表示した内容です。

開梱の儀式

届いた荷物はこちら。思ったよりコンパクトです。ただ、ダンボールぼっこぼこです。

開梱。どかーっとツールが打ち込まれていました。さすがイギリスクオリティ。

欠品もなく、壊れてもいなかったので安心しました。

一つ一つのツールの紹介はまた別の記事で行いたいと思います。
とにかく、Carréduckerで購入できるツールはきちんとしたメーカー品で、コスパもとてもいいので大変おすすめです。レザーキットやラストも売っているので、物色してみると楽しいです。

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