昨年末ハンガリーのブダペストを訪れた際に、日本では取扱が少ないVass shoesのショップを表敬訪問してきました。バーシュシューズ、バスシューズとも言われていますでしょうか。
東欧のハンガリーでなぜ紳士靴なのか、と歴史を紐解いてみると、古くはハンガリーは軍足の一大生産地でありました。ドイツのハインリッヒディンケラッカーもハンガリーで生産工場を設けるほど靴職人が集積し、華奢なイタリア靴、カチッとしたイギリス靴とは違うハードな作りが魅力のハンガリー靴。その筆頭株とも言えるVassの靴は必見の価値ありです。
VASSの靴
バーシュの靴は次の靴のように堅牢なイメージ。堅牢な靴が作れるのは、製法がしっかりしており、細かな部分はハンドステッチで作っているからと言われています。
ブダペストのVASS Shoesの場所
クリスマスマーケットが立ち並ぶ繁華街の中心にあり、地下鉄の駅からも近いので迷うことなく行けると思います。
行ったのは12月でクリスマスマーケットの最中でした |
VASS Shoesのお店
VASSの店内では写真は撮れなかったので、外見のみ…。店外からもよく見える陳列です |
品揃えは非常に豊富で、定員さんも親切に接客してくれました。靴のバリエーションは豊かで、短靴ではありとあらゆるパターンの靴が、ブーツでもチェルシーやハイローなどかなりの品揃えです。2階には工房のようなものがありそうで、英語力に自身のある人は是非見学の交渉をしてみて下さい…。
個人的にはVassのシューズは非常に堅牢でタフなイメージでしたが、実際の靴を見てもイメージそのままでずっしりとした感じでした。価格帯はシンプルなオックスフォードで60,000円くらいからあったので、やはり日本よりは安いですね。
Vassといえば、靴作りの教科書として圧倒的な人気を誇る「Handmade Shoes for Men」でも有名。この本ではVassの工房でどのように靴作りが行われているかがよくわかるので、一読した後にショップを訪れると新たな視点でVassの靴を見れるかもしれません。ショップにもこの本が陳列されていました。
Lazlo Vass Magda Molnar
H.F.Ullmann Publishing
売り上げランキング: 7,078
H.F.Ullmann Publishing
売り上げランキング: 7,078
Vass Shoes
【住所】
【営業時間】月~金:10:00~19:00、土:10:00~16:00
【定休日】日曜日
【ホームページ】https://www.vass-shoes.com/
0 件のコメント :
コメントを投稿