台北の紳士靴店が盛り上がってきています。ここ2-3年で店舗数が増え、独自ブランドの発展も目覚ましく、ウォッチする価値があります。今回は、国父記念館エリアにあるLANCELOTを紹介したいと思います。
LANCELOT Footwearの場所
Lancelotは国父記念館駅から徒歩10分くらいの場所に位置しています。光復南路を東に入っていくのですが、ディープな路地裏なので「こんなところに紳士靴店が?」とびっくりしないで進んでいきましょう。路地に入ること2-3分でランスロットは顔を表します。
お店の佇まいは紳士靴店というよりも仕立て屋といった雰囲気で重厚です。躊躇わずに入りましょう!
王道のストレートチップが飾られており、良い印象です。
アイコンはシルクハットを被ったネコ。台湾の紳士靴店ではキャラクターを設定するのが流行ってきそうです。
LANCELOTの品揃え
品揃えは決して広くはありませんが、スタンダードなパターンの靴が各色揃っているという印象です。一つ一つの靴が丁寧に陳列されており、きちんと磨き上げられているのも好感が持てます。
大きく分けて2つのグレードの靴があります。一つは、圧着製法で作られた簡便なもので、ラバーソールの4800台湾ドル(日本円で18,000円くらい)と、同様に圧着で作られたレザーソールの6800台湾ドル(日本円で25,000円くらい)です。
ローファー、ダービー、モンクストラップ、オックスフォード、フルブローグなど一通りのものが揃っていますが、どのパターンも同じ価格です。革は柔らかめですが、圧着の割に作りはしっかりとしている印象でした。
アッパーは非常にきれいで、きちんと作られている印象でしたので、圧着とはいえ技術の高い工場で作られている様子が伺えます。こういった地場の工場で一部ハンドメイドの工程を交えながら作られる靴は、地域の温度みたいなものを感じてつい手が出てしまいます。
コスパのよい靴をお求めの方は、こちらで地場ブランドのものを買うのもいいかもしれません。
LANCELOT Footwear
【住所】台北市信義區光復南路417巷110號
【営業時間】13:00~20:00
【定休日】月曜日
【ホームページ】https://www.facebook.com/Lancelot-Footwear-1024516904268835/
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