本書は自らの愛用歴を記録し、一層愛着を深めるための記録簿です。と冒頭から記録簿として明確にしている本書。全159ページながら、100ページ以上を記録簿として費やしている。まさに自身の靴を愛で、記録する、愛情の記録簿として活用できる一冊です。
「需要あんのか?」
というのが率直な感想。
本書ではインスタグラム用に「#断然革靴派」というハッシュタグを提唱し、発信することを勧めている。実際にそのタグを調べてみると、投稿数が3,355(2019年4月6日現在)もあるではないか。実は自分の靴のメンテナンス履歴を記録したいと思う人がたくさんいるのかもしれない、と目から鱗を感じさせてくれた一冊でありました。
大部分を靴メンテナンス日記としてページを費やす一方、巻末にはケアの基本的な方法と、ケアグッズの紹介をしっかりする抜かりなさもあります。
ケア日付、モデル、カラー、デザイン、レザー、購入日、ケアの内容(道具から感想まで)+写真を記録するのは、まさに自身の愛用靴を子供のように育てていくことに近い。せっかくなら、なるべく大切な一足に絞って日々のメンテナンス記録をつけてみてはいかがでしょうか。
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