台北で靴を買うーMade In Taiwan紳士靴の代表格『林果良品』の新店舗

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林果良品(Oringo Shoes)は「台湾の革靴といえば?」という問いに対し初めに出てくるブランドです。Made In Taiwanの紳士靴を中心とし、レディースの革靴、靴下などの小物や靴のケア製品まで幅広く取り揃えている、台湾を代表するブランドといっても過言ではありません。これまで、旗艦店の中山店松菸店へ訪問したり、台中にある台中園道店まで足を延ばしたりしてきましたが、最近オシャレスポットと化している北門にも新しくショップができたので訪問してきました。

林果良品 台北北門店へのアクセス

地下鉄淡水線の東門駅から500メートル、歩いて5-6分の所にあります。周囲はおしゃれなドリンクスタンドがあったり、MingShineというハイブランドの紳士靴を取り扱うお店も立ち並ぶエリア。
小さな道路に面しているので、静かな立地といえます。
林果良品のお店は、木や緑をコンセプトとしているようで、多くの店舗の前に植木があり、親しみやすいフェイスを持っています。

統一されたコンセプトとハンドメイドの自信

林果良品は、靴制作のすべての工程を機械で行うのではなく、アッパーメイキングはもちろん、ラスティングやボトムメイキングの随所で手仕事を取り入れています。店頭の看板にもハンドメイドとあるように、職人を多数抱えながら製靴を行っているブランドです。
であるにもかかわらず、比較的リーズナブルに手に取ることができるのが魅力です。
それでは店内にレッツゴー

種類は豊富、プレミアムラインからレディースまで

店内にはゆったりとしたスペースの中に、ライン別に靴が片足ずつ陳列されています。のんびりゆったりみられるのも林果良品の魅力です。
まずはメンズのスタンダードラインからご紹介。
コンビレザー、ギリータイプのオックスフォードシューズ。7988台湾ドルなので、日本円で約36,000円。
こちらは、ストレートチップのダービーシューズ。7288台湾ドルです。
タッセルローファー。6988台湾ドル。
こちらもオックスフォード。ステッチワークがきれいです。7588台湾ドル。
パターンの種類は本当に豊富で、お気に入りのパターンは必ず1足は見つかることでしょう。ボトムはレザーかラバーの2種類で、作りはすべてマッケイ製法です。台湾ではマッケイよりもブレイク製法と呼ばれることが多いです。
続いてはメンズのプレミアムラインの紹介です。プレミアムラインは、アッパーの質が高く、パティーヌなどひと手間加えられているちょっと高級な靴です。
プレミアムラインはパターンによってお値段が少しづつ異なります。12980~15980台湾ドル。
オックスフォードシューズ。サドルシューズはブローギングもきれいで全体的に引き締まった印象。
ダブルモンク、ダービー、ホールカット。通常ラインと比べてラストも異なり、きれいなラインが浮かび上がっています。手仕事が随所に入っている様子がうかがえますね。
さて続いてはレディースの靴です。数はメンズほどないのですが、レディースに特徴的なレザーなど使っている商品も見受けられました。
こちらはコンビレザーのフルブローグ。
サイドゴアのブーツは毛足の長いレザー表面で雨の日にも使いやすい仕様。とても軽かったです。

北門エリアといえば、日本人観光客御用達のギフトショップ「来好」などもある人気エリア。鼎泰豊で昼ご飯を食べつつ、少し歩いて靴エリア散策もいいかと思います。
コロナが明けた今、最初に訪れたい一店でした。
慢時光:ゆっくりとした時間。まさにこの店を表す言葉です

林果良品(Oringo shoes) 台北北門店
  【住所】106台北市大安區金華街205號1樓
  【営業時間】12:00~21:30
  【定休日】なし
  【ホームページ】http://www.oringoshoes.com/

まだまだ紹介しきれなかった靴がたくさんあります。
3/4クオーターのオックスフォード
シンプルなザ・ダービー。作りもよいです。
お気に入りの一足がきっと見つかるはず。

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