台湾では気候やファッションスタイルの関係から、日本と比較して革靴の需要があまり高くないのですが、その分スニーカーやサンダルなどは人気があります。とはいえ、台湾のファッションシーンは年々移り変わっており、oak roomなどがスーツスタイルや紳士靴のシーンをけん引する存在となり、紳士靴を取り扱う店や、専門店が近年増加しつつあります。ちょっと前ではParabootsの専門店ができるなんてちょっとありえない状態でした。でも高温多湿の台湾ではやっぱり革靴よりもスニーカーで街を歩きたい。でも普通のスニーカーじゃなくて、しっかりとしたレザースニーカーで決めたい。そんな需要を満たす紳士靴も売っているショップを開拓しました。
THOUZANDS(サウザンズ)の場所
台北の新光三越にTHOUZANDSというお店があります。このブランドのオーナーは、長年欧米のブランドでデザインをしてきたそうですが、最近台湾に戻り、このブランドをとのことです。イタリア靴のエッセンスを入れながら、快適さとファッションを両立するデザインを売りに、メンズ、レディース、キッズなど幅広い製品展開を行っています。店舗はこちらの一店舗。
店構え、シックな感じです。品揃え
前述したように、メンズ、レディース、キッズなどインクルーシブな品ぞろえでありつつ、メンズでは革靴に加え、レザースニーカーが豊富なところがポイントです。
クラシックなメンズの革靴。ダービーにコンビのオックスフォード、ビットローファー、ハイローブーツなど多様なデザインがあります。レディースではハイヒール、パンプス、スニーカーなどカラフルなバリエーション。ベビーにキッズの靴も。単独店舗でここまでカバレッジ広く展開しているお店は日本でもなかなかないと思います。あと注目したいのはメンズのスニーカーです。
スタンスミスタイプのスニーカーや、グラデーションカラーのレザースニーカーなど、スポーティからシックなスタイルまで幅広く展開されています。他のデザイナーブランドでも見られるようなスニーカーもレザーであしらえると格式高く見えます。モノによってはややレザーが?な商品もあるのですが、全体的に質のいい革を使っている印象です。価格はスニーカーでだいたい10,000台湾ドルくらいなので、中級のイギリスブランドのスニーカーと同じ価格くらいです。正直それならBERWICKのスニーカー勝った方がいいんじゃない?と思う人もいると思いますが、イタリア風のエッセンスが入ったこちらのスニーカーはややすっきりとしてスタイリッシュな印象。注目の高まる台湾ブランドの一つとして、ポートフォリオに加えておくのもいいと思いました。革靴はMTOもやっているみたいです。
台湾の革靴は年々レベルが上がってきていて、価格もどんどん上がっているので今が抑え時かもしれません。
THOUZANDS 【場所】https://goo.gl/maps/cAXnFAgR4puTDMp29
【営業時間】11:00~21:30
【定休日】不定休
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