台北では紳士靴業界にここ数年革新が起こっており、
新たなショップが続々出現しているのです。というわけで、以前書いた記事をリニューアルし、今回は中価格帯~高価格帯の紳士靴を取り扱うショップを一同に紹介したいと思います。
ショップ一覧
今回紹介するショップ一覧は以下です。3つのカテゴリーに分けるとすると、イギリス系セレクトショップ、フランス系ショップ、台湾地場ブランド、といったところです。では、一つ一つ紹介していきたいと思います。
Made in Englandのセレクトショップ2選
台湾全土で見ても、イギリスの紳士靴を取り扱っているお店は非常に少ないです。もしかしたら、ここで紹介する2店のみかもしれません。と言っていいくらい貴重なお店です。ハイブランドを取り揃えた『OAK ROOM』
紳士靴だけではなく、台湾のハイファッションをリードするセレクトショップ『OAK ROOM(オークルーム)』。紳士靴の取扱ブランドは、John Lobb(ジョンロブ)、Edward Green(エドワード・グリーン)、Crocket & Jones(クロケット&ジョーンズ)、Alden(オールデン)、Saint Crispin's(サン・クリスピン)とそうそうたる面々です。超貴重なサンプルシューズもあり、見どころ満点のショップです。ミドル~ハイブランドを揃えた『Mr. Manners』
空港から歩いて15分くらいのところにあるこちらのお店。おそらく台湾で唯一Tricker'sが購入できるお店です。取り扱いブランドは、トリッカーズを始め、Grenson(グレンソン)、Berwick(バーウィック)、Cheany(チーニー)、Crown Northampton(クラウン・ノーザンプトン)、Sanders(サンダース)などなど、OAK ROOMとは全く品揃えが被っていないにもかかわらず、センスある品揃えを実現している素晴らしいお店です。訪問記もどうぞ。
フランス系のショップ3選
グローバルブランドから、エリア限定ブランド、パティーヌが魅力のブランドなど日本未上陸の素晴らしいブランドが台北に進出しています。グローバルブランド 『Berluti』
ベルルッティは台北101の中にあり、観光客に人気。ハイブランドだけあって、価格は日本と大差ないですし、品揃えもほぼ一緒なのが残念なところではありますが、為替相場によってはお安くお買い求めいただけるかも?ちなみに、ベルルッティでは、値段が靴の裏にシールで張ってあるので確認してみてください。
フランスより進出した『Septième Largeur』
Septième Largeurは日本にもまだ進出していない、Made in Franceのパティーヌ靴が魅力的な紳士靴のブランドです。スタジオパティーヌといって、店舗でパティーヌをやるスタイルが新しいです。価格帯はギリギリ中価格帯とも言ってもいい6万円くらいからベルルッティやコルテクラスの靴が手にはいります。お店の様子はこちら。これからぐんぐん伸びていく気配のするブランドです。大注目の『Graziat』
Septième Largeurが真面目なパティーヌだとすると、Graziatは少しワルい感じのパティーヌが魅力のブランドです。正統派の色の紳士靴もあるのでそこはご安心を。大注目としたのは、コストパフォーマンスの高さと、ハンドメイドを中心とした品質の高さにあります。フルハンドで10万円からの靴を提供しているブランドはおそらくこの品質ではないと思います。シンガポールや台湾でしか買えないこの靴は、今後注目を更に集めることになるでしょう。進化を遂げる地場ブランド『林果良品(Oringo)』
台湾の靴ブランドといえば林果良品(Oringo shoes)です。市内には2店舗あり、店構えや内装がそれぞれ少し違っていてどちらのお店もとても素敵です。中心地に近い中山本店の訪問記はこちら→「台北で靴を買う ー林果良品(oringo) 中山本店 」、町の東側のエリアにある 松菸概念店の訪問記はこちら→「 台北で靴を買う ー林果良品(oringo) 松菸概念店」
このブランドは、日々進化を遂げているところが素晴らしいです。品揃え、地域への貢献など参考にすべきビジネスが詰まっており、大注目のブランドです。そろそろ日本に進出してもいい時期だと勝手に思っています。
まだまだ隠れた名店があるかもしれませんが、2019年の最新版をまとめました。台湾で紳士靴を買うときはぜひ参考にしてみてください。
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